正田記念館(登録有形文化財)の見学ご案内

所要時間20
正田記念館は、嘉永6年(1853年)に居宅・店舗として2代正田文右衛門が創建した建物です。江戸時代から続く米穀商「米文」ののれんを3代正田文右衛門が醤油醸造業へと改めたのは明治6年(1873年)。以来、昭和61年(1986年)まで本社屋として使用され、現在は登録有形文化財に指定されております。「正田記念館」では、正田家300年の家系図に始まり、創業当時の醸造道具や昭和初期のポスターなど江戸時代から明治、大正、昭和にかけての記念品を数多く陳列しております。正田300年の歴史をご鑑賞いただけます。
嘉永6年(1853年)創建。登録有形文化財。

展示品の一部

  • 印籠
    2代正田文右衛門が天保15年(1844年)江戸・大阪・京都・中国・長崎方面へ旅をした時に使用した印籠である。印籠は携帯用の薬石入として使用された。根付として「石臼を挽く翁」が飾られている。
  • 蝶形さかな入れ
    2代正田文右衛門が天保9年(1838年)に館林藩6万石の藩主 井上河内守正春より拝領した蝶の形をした珍しいさかな入れ(重箱)である。
  • 店卸帳-たなおろしちょう-(左)
    文化3年~6年(1806~9年)の米屋文右衛門の棚卸帳である。中には大麦、大豆、小麦、その他ろうそく、草履等の棚卸が記載されている。
    大福帳(右)
    江戸時代の米穀商を営んでいた頃の天保年間から、醤油業の創業期である明治24年までの間のものであり、主に金銭の貸付についての記録がある。なお経営の近代化により、以降は洋式帳簿に変わった。
  • 印半纏-しるしばんてん-
    江戸時代、米穀商であった当時の印半纏である。胴の回りには屋号「米屋」の米の文字デザイン化してあり、背中には暖簾印の山トが染め抜いてある。出入の業者もこの半纏を使用した。
  • 印日下恵-しるしひかえ-
    醤油創業時の明治初期、当社の各種醤油のブランド(印)を書き留めた印控えである。
  • 桃桶-さるぼう-(左)
    明治時代、生醤油を製造する為圧搾室の半切桶から諸味を搾り袋(白木綿の袋を柿渋に浸して作ったもの)に入れる為の桶である。
    片手溜-かたてだまり-(右)
    明治時代、醤油の諸味(もろみ)を仕込桶よりこの片手溜に汲み入れ、それを片方の肩に担いで圧搾室の半切桶に移す時や、搾った生醤油を移動する時に使用した運搬用の桶である。

お申込み方法と注意事項

※10名様以上でのご来館を予定されるお客様は、事前にお電話にてご予約・ご相談ください。
開館日 正田醤油株式会社の営業日
休館日 土曜・日曜・祝日・夏季休暇日・年末年始 ※都合により、臨時休館の場合もございます。
所要時間 約20分
開館時間 AM10:00~PM4:00
見学可能人数 1名~40名まで
※10名様以上でのご来館を予定されるお客様は、事前にお電話にてご予約・ご相談ください。
説明 館内を自由にご見学ください。
ご案内はつきません。
見学料金 無料

注意事項(お願い)

申込みに関するお願い

10名未満の場合
  • ・10名未満のご来館は、ご予約なしでご見学いただけます。
  • ・都合により、臨時休館の場合もございます。
10名様以上の場合
  • ・事前にお電話にてご予約・ご相談ください。
    (見学日時・代表者氏名・人数・連絡先・交通手段)
  • ・お申し込み後、見学日時・人数等に変更があった場合は、事前にご連絡ください。

見学に関するお願い

  • ・ペット・補助犬を連れてのご来場はご遠慮ください。
  • ・車いすでの見学は出来かねます。
  • ・お手洗いはございません。
  • ・掲示の説明文は日本語のみです。日本語以外の方は、必ずその旨をご連絡の上、通訳の方の同伴をお願いします。
  • ・館内での撮影・喫煙・飲食はご遠慮ください。
  • ・施設内には、レストランや売店はございません。持ち込みでの飲食はお断りしております。
  • ・時期により暑さ寒さを感じる場合がございます。
  • ・事故・盗難等については、一切の責任を負いかねます。
  • ・館内には貴重な品々を展示しております。展示品の持ち出しは禁止しております。
  • ・施設内ではマナー(走らない・大声で騒がない・展示物をさわらない等)をお守りください。
  • 写真撮影禁止 No Photos
  • 動画撮影禁止 No Recording
  • 飲食禁止 No Eating or Drinking
  • 禁煙 No Smoking
  • ペット同伴不可 No Pets
  • ほじょ犬同伴不可 No Guide Dog

見学予約・お問い合わせ

TEL : 0276-74-8100窓口:正田醤油(株)総務部
受付時間:祝日を除く月曜日〜金曜日 9:00〜16:00(11:30〜13:00除く)
※10名様以上でのご来館を予定されるお客様は、事前にお電話にてご予約・ご相談ください。
申込みの際にいただいた個人情報は、正田記念館見学以外の目的で使用いたしません。

正田記念館へのアクセス

所在地:群馬県館林市栄町3-1
電車をご利用の場合
東武伊勢崎線「館林」駅(西口)より、徒歩2分
※館林駅の乗り入れ路線:東武伊勢崎線、佐野線、小泉線
【所要時間】
・浅草駅より特急りょうもう号ご利用の場合、約63分(乗り換えなし)
・北千住駅より特急りょうもう号ご利用の場合、約50分(乗り換えなし)
・宇都宮駅より、久喜駅乗換にて、約1時間20分。
・大宮駅より、久喜駅乗換にて、約55分。
※久喜駅の乗り入れ路線:JR東北本線、JR湘南新宿ライン、私鉄:東武伊勢崎線
お車をご利用の場合
【所要時間】
東北自動車道(館林IC)より、約20分。