正田醤油創業150周年記念誌
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「おいしい」を支えるものづくり。正田醤油で注目したい4つのプロジェクトを取り上げながら、商品化への道のりと背景、開発・製造を支える品質保証や効率化の取り組みをご紹介します。1963年発売の〈キッコーショウ・ヘルシー〉。当時は厚生省の取り決めで「減塩醤油」という呼称が禁じられていました。その後、減塩醤油はおいしくないと言われた時代が続きますが、正田醤油は2000年にカプサイシンを配合する製法で特許を取得。キレのある塩味と旨味が感じられる減塩タイプの醤油風調味料が誕生しました。官能検査で醤油の味や香りを確認する昭和期の様子。左から、〈塩分を気にする人のおいしいしょうゆ〉(カプサイシン・昆布エキス入り)、〈おいしい塩加減〉(カプサイシン入り)、〈減塩しょうゆ〉(45%減塩)。プロジェクト ①昔々、工場では各職場の責任者を「親方」と呼んでいた。今となっては懐かしい。page 12健康に配慮した減塩醤油から、おいしい減塩醤油への道のり。減塩への挑戦

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