2020年新年を迎えて(年頭あいさつ)

トップメッセージ 2020.01.06

新年あけましておめでとうございます。

元号も変わり、加速度的に変化する社会では様々な情報、商品が市場に乱舞し、我々は惑い、何が正しい選択なのか難しい決断が必要になります。

を通じて、我々は仕事の「標準化」を進めています。そこで大切なことが、品質や時間等を管理する「ものさし」です。この「ものさし」は失敗によって精度が向上します。しかし、誰しも失敗したくありません。

社内でも、慎重になりすぎ、行動に移せないケースが散見されます。

スイス人実業家ロルフ・ドベリの近著「Think clearly」には複雑な時代で正しい判断をするために「思考の道具箱」が必要だとあります。そして同書には心理学や統計学等に裏図けられた52の道具が示されております。

当社SHOPS10ヶ条と同様の道具と共感し、気になった3つの道具を紹介します。

1. 考えるより行動しよう。

2. なんでも柔軟に修正しよう。

3. 大事な決断をする時は、十分な選択肢を用意しよう。

この道具はNPSのものさしを「管理のものさし」とすれば、それを補完する「思考のものさし」だと言えます。

昨年のラグビーWCで優勝した南アフリカは、基本に忠実なプレーと相手の裏をかく大胆な戦術で頂点を極めました。また、日本をベスト8に導いたのも、厳しい練習と、この「思考のものさし」を活用したのではないかと感じました。この二つのものさしを駆使した、失敗を恐れない行動が明日の当社には必要です。

今年もよろしくお願いします。

代表取締役社長 正田 隆

※NPSとは、マーケットや経済環境の変化にも柔軟且つ迅速に対応していく為に、最も効率よくモノをつくり、マネジメントしていく手法を説いた「モノづくり」の為の経営思想です。

※SHOPS10ヶ条とは、NPSの思想を基にしたSHOPS(Shoda Production System)活動を行うにあたり、常に意識すべき事柄を10個の箇条書きに集約したものです。

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