商品について

Q1.醬油の賞味期間はどれくらい?
A1.

容器によって異なりますが、およそ以下のようになります。

ペットボトル ガラスビン
こいくち 18ヶ月 24ヶ月
うすくち 12ヶ月 18ヶ月
しろしょうゆ 8ヶ月

開栓前は直射日光のあたらない低温の場所に置いて頂ければ1年から1年半ぐらいは普通にお召し上がり頂けます。
ただし一旦栓を開けた醤油は味や香りが落ちてきますので、なるべく冷蔵庫に保管し、1ヶ月位の間に使い切りたいものです。

Q2.醤油は開封前、賞味期限内なら色が黒くなっても大丈夫ですか?
A2.

賞味期限内であれば色が黒ずんでいてもご使用には差し支えありません。しかしどうしても風味は落ちてきていますので、かけ醤油としてよりも他の調味料で味付けを調整できる煮物等へのご使用をおすすめします。

Q3.開栓前の醤油に白い粒が浮かんできましたがどうしたらよいでしょうか?
A3.

これは酵母の一種で、食品衛生的には特に問題はなく無害です。発生の程度が少量であれば漉して煮炊き等にご使用いただいても差し支えありませんが、多い場合は摂食されない方が無難です。

Q4.味噌から醤油の様な液体が出ていますが
A4.

味噌が熟成する過程で原料が分解し発生する味噌だまりと考えられます。少量であれば特に問題はありません。

Q5.醤油、味噌は開封前ならば賞味期限を過ぎても食べられますか?
A5.

醤油、味噌は保存食であるため、賞味期限を過ぎてすぐに腐敗したり、品質が劣化する事はありませんがおいしく召し上がって頂くために賞味期限内のご使用をおすすめします。

しょうゆの雑学

その1醤油のおいしさ・香りについて

醤油は醸造によって生まれたアミノ酸などの旨み成分がたっぷり含まれており、ほどよい塩味、酸味、甘味とバランスよく溶け合っておいしさを引き出します。醤油の香りにはバラ、ヒヤシンス、パイナップルなど、花や果実の香りを代表に、約300種類もの成分が含まれています。このよい香りが醤油のおいしさをより一層もりあげているのです。

その2醤油の種類・使い方について

醤油には、おなじみのこいくち醤油の他にもいろいろな種類があります。
素材の味や色を生かしたい、関西風に仕上げたいときにはうすくち醤油、お刺身や魚の照り焼きには濃厚なさいしこみ醤油やたまり醤油と、お料理によってお醤油を使い分ければ、我が家の味のレパートリーがさらに広がります。また、塩分の摂取量を気にされる方にはうす塩醤油や減塩醤油をおすすめします。

その3意外な醤油の使い方

醤油は意外なところでも効果を発揮します。アイスクリームに一滴たらすと、香りが引き立ちます。カレーライスやバターライスに入れれば、コクが増し風味も上がります。また、肉や魚の下味に使えば臭みが消え、ほどよい焼き色、そして香ばしさがプラスされます。これら以外にも梅干や漬物の塩辛さをまろやかにするなど、素材の持ち味を引き立てる、まさに魔法の調味料なのです。和風料理にはもちろん、中華、フレンチ、イタリアン、エスニックまでどんなお料理にもお使いいただけます。

その4醤油の効用

主に下記6つの効用があります。
〈消臭効果〉
醤油をつけて刺身などを食べるのは、味はもちろんのこと生臭みを消す大きな働きがあるためです。日本料理の下ごしらえにある「醤油洗い」は、この効果を利用して、魚や肉の臭みを消しています。
〈加熱効果〉
すきやき、煮魚をはじめ、蒲焼き、焼き鳥など醤油を必須とする多くの日本料理は単に醤油を温めてしみこませたのではなく、各素材との間にその料理固有の新しい香味成分をつくり出します。
〈殺菌効果〉
適度な食塩分と有機酸類、その他の成分によって、大腸菌やその他の食中毒菌を死滅させ日持ちを良くする効果があります。
〈対比効果〉
一方の味が強く、他方の味がごくわずかな場合、主体の味がより強く感じられるのが対比効果です。
ご家庭で餡やおしるこをつくるとき仕上げに少量の食塩を入れることは常識となっていますが、この食塩の量を少し控えめにして、その分醤油を少々加えることをおすすめします。
〈抑制効果〉
混ぜたときに一方あるいは両方の味が弱められることが抑制効果です。塩辛いものに醤油をたらすと、塩辛さが抑えられることがあるのはこのためです。
〈相乗効果〉
醤油の無数の成分を調理で加えることは、それらの味や香りを単に加えるのではなく、相乗的にさらに深い旨みを作り出しています。

その5しょうゆの塩分と塩味について

一般的なこいくちしょうゆの塩分は15~17%です。海水(約3%)の5倍程度ですが、旨味や甘みでカバーされるため5倍の塩味を感じることはありません。一方でしょうゆに含まれる旨味の作用で、特に薄味にした場合、同じ塩分濃度の塩水で味付けした時よりも全体的な味を強く感じます。また、しょうゆ特有の色や香りにより塩味を強く感じることもあります。高血圧の方などは塩分摂取を控えるため注意が必要とされており、このことから悪者にされがちな醤油ですが、上手に利用することで減塩効果を発揮します。

その6しょうゆの“濃さ”について

しょうゆの見た目は皆同じようですが、旨味成分の含有量はそれぞれ異なります。旨味を強くするためには、大豆・小麦の配合量を増やす必要があるので、それだけ贅沢な醤油になるというわけです。なお、旨味成分の量はJAS法で特級>上級>標準と決められています。さらに特級の中でも、ラベルに特撰や超特撰と書いてあるものは旨味成分の量がより多くなっているものです。数字で比べてみたい場合は栄養成分表示のタンパク質の量で比べてみるとわかりやすいと思います。

その7しょうゆと大豆の関係

食品表示法で「しょうゆ」と呼べるのは、必ず大豆(soybean)を麹の原料として使ったものだけです。逆に言えば、大豆を使っていないものは「しょうゆ」といえないほど、しょうゆと大豆は切っても切れない関係です。大豆のタンパク質の中にはヒトが必要なアミノ酸のすべてが含まれます(=アミノ酸スコア100)。アミノ酸の複雑な旨味を特徴とするしょうゆにとって、大豆は他の植物原料では代役がつとまらない重要な原料なのです。

その8密封ボトルの特徴

最近よく見かけるようになったしょうゆの密封ボトル。今までの瓶やPETボトルの醤油は開栓後要冷蔵が常識でしたが、密封ボトルは常温で保管してください。冷蔵庫で保管すると、特に夏場などは温度差で結露し、密封ボトルの吸気口をふさいでしまい、キャップを開けた時に中身が噴き出てしまうことがあります。高温(火の近く)や直射日光を避けて、常温で保管してください。

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