グループ一丸となって
開発する楽しさ

研究開発
新井 暢
2013年入社 研究開発本部 開発1部 開発課 2グループ

一人ひとりの特性に合わせた役割を

私は、たれ類、ソース、スープなどの商品開発を担当しています。私が所属するグループは私を含めて8名で構成されており、私はそのグループリーダーとしてメンバーそれぞれの得意分野や能力を最大限に生かすことを意識しています。
また、日々のコミュニケーションも大切にしています。例えば、グループで流行りや興味のある食べ物の調査を行い、調査を通じて意見交換などをしています。

子育て世帯が多いからこそ助け合える

私の部署は、小さなお子さんを育てながら働いている方が多く、私もその中の一人です。時短・時差勤務、フレックス制度、テレワークなどを駆使して、皆で助け合いながら目標に向かって頑張ろうという雰囲気があります。
有休も取りやすく、男性の育休取得も増えています。実は、男性の育休取得は私が初めてで、当時の上司は「私にはもうできないことをしてくれてありがとう。これで後に続く社員たちも育休が取りやすくなるね」と言ってくれました。

難しくも、やりがいのある開発の仕事

私たちが手掛けた中で、あるラーメン専門店の味を再現する案件がありました。その店の味の核となっていたのは、ラードを熱し中華鍋から火柱が上がるほどの火力と、焦がし野菜の香ばしさ。しかし、工場で実際に火柱を上げるわけにはいかないので、新しい設備を駆使して、何度も試作を積み重ねて、完成するまで4年の歳月がかかりました。大変ではありましたが、その分喜びもひとしおでした!

身近なところで自分が手掛けた実績を感じられる

正田醤油は社名に「醤油」を冠しているので醤油製造に目が行きがちですが、実はたれ類、麺つゆ、ラーメンスープなどの加工調味料も多数作っています。正田醤油の名前が表には出ないことも多いのですが、有名焼肉店のたれやうどんチェーン店のつゆが正田醤油製ということもあります。そういった製品が市場で話題になっていることも多く、「それを開発したのは、実は私です」と、静かに喜びを噛み締めたりしています。
食に興味がある方、多種多様な商品に関われる正田醤油で一緒に働きましょう!

キャリアアップモデル

研究開発本部 開発1部 開発課 2グループ2013年入社
  1. ラーメンスープの開発

    カップラーメンスープ、冷やし中華スープ、鍋つゆなどの開発を行いました。先輩や上司に必死についていき、開発の基礎と楽しさを学びました。

  2. 製造委託業務をメインに、たれ類の開発を始める

    他社から委託製造を受けた商品を自社工場の設備で製造するために生産部門と話し合い、品質と生産効率の落としどころを模索しました。おいしさと作りやすさを両立させる大切さと難しさを学びました。

  3. 2回の育休取得後、調味液全般の開発がメイン業務に

    これまでにない固形物がたくさん入ったソースを製造するために、生産部門と何度も打ち合わせを行いながら、新しい製造フローの検討を行いました。初回製造品はうまくいかず、新しい設備も検討しながら方法を確立した結果、ロングセラー商品として現在でも製造しています。

  4. 開発のグループリーダーへ

    メンバーが徐々に増えていき、今では7名をまとめています。できるだけ本人に仕事を任せながら、一緒に考えたり、悩んだりしながら全員で成長しています。